サイトへ戻る

越前和紙と阿波和紙で「浮世絵」できました。

· 京都烏丸六七堂

越前和紙をベースに、鮮やかな各色の和紙でニッポンの文化を描きます。第一弾のテーマは『浮世絵』シリーズ。

京都烏丸六七堂 浮世絵 江戸兵衛

まずはこちらから。

東洲斎写楽『大谷鬼次の江戸兵衛』より

歌舞伎演目「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな )」に登場する江戸兵衛は、四条河原において鷲塚八平次に、一平を襲い金子(きんす)を奪うよう頼まれた盗賊の頭の役。両手を突き出し、見得を切り、一平 を威嚇している場面。月代を剃ってない髪、赤く隈取りされた目が描かれています。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 江戸兵衛
はがき 江戸兵衛 ¥825(税込)
京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 江戸兵衛

[はがき]越前和紙 [貼り絵]阿波和紙 サイズ/100×148mm/日本製

歌川豊国『似顔大全 暫 五代目団十郎』より

歌舞伎演目「暫(しばらく)」は、皇位の地位を狙う悪党が、罪のない男女を捕え、まさに打ち首にしようとする場面で「しばらく〜」と主人公・鎌倉権五郎景政(かげまさ)がさっそうと登場し、超人的な力で救い出す物語です。怒りを表現する隈取、誇張された舟型の烏帽子(えぼし)や髪型が描かれています。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 暫

はがき 暫 ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 暫

[はがき]越前和紙 [貼り絵]阿波和紙 サイズ/100×148mm/日本製

喜多川歌麿『鞠と扇を持つ美人』より
大きな鼈甲(べっこう)のくしを挿し、牡丹の花簪を飾り、鞠と扇を持つ。髪型は、江戸時代中期に大流行した灯籠鬢(とうろうびん)。興味が目まぐるしく変化する若い娘が描かれています。喜多川歌麿は、美人画を得意とする江戸時代を代表する浮世絵師です。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 鞠と扇を持つ美人

はがき 鞠と扇を持つ美人 ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 鞠と扇を持つ美人

[はがき]越前和紙 [貼り絵]阿波和紙 サイズ/100×148mm/日本製

歌川国貞『助六 河原崎権十郎』より

歌舞伎演目「助六」は、盗まれた宝刀の行方を追うため、渡世人(とせいにん)に変装した曾我五郎が吉原で活躍する祝祭劇で、市川団十郎のお家芸演目です。傘を差し、花道の上を延々と舞う、助六の登場場面が描かれています。江戸の庶民が最も愛した作品。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 助六

はがき 助六 ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 助六

[はがき]越前和紙 [貼り絵]阿波和紙 サイズ/100×148mm/日本製

東洲斎写楽『市川男女蔵の奴一平』より

歌舞伎演目「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな )」に登場する一平は、由留木(ゆるぎ)家の家臣・伊達与作の家来の役。四条河原にて、与作から守るよう言いつかった金子を狙った盗賊の頭・江戸兵衛に襲われている場面です。左右に広がった乱れた髪は切迫した様子を表しています。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 一平

はがき 一平 ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 一平

[はがき]越前和紙 [貼り絵] 阿波和紙 サイズ/100×148mm/日本製

喜多川歌麿『深く忍恋』より

浮世絵師・喜多川歌麿が、女の恋心を描いた「歌撰恋之部」のうちの1枚。歌麿が得意とした、人物を大写しで描く〝大首絵(おおくびえ)〟の代表作のシリーズです。頂が丸髷(まるまげ)に結いあげられ、煙管を持つ成熟した女性が描かれています。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 深く忍恋

はがき 深く忍恋 ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 深く忍恋

[はがき]越前和紙 [貼り絵] 越前和紙 サイズ/100×148mm/日本製

東洲斎写楽『市川富右衛門の蟹坂藤馬と佐野川市松の祇園町の白人おなよ』より

歌舞伎演目「花菖蒲文禄曾我(はなあやめぶんろくそが )」の一場面。落ちぶれた男・藤馬が、私娼・おなよに絡んでいる場面です。ちなみに、市松が着ているこの柄の着物が評判となり、以来、この柄を〝市松模様〟と呼ぶようになったそうです。

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 藤馬とおなよ

はがき 藤馬とおなよ ¥825(税込)

京都烏丸六七堂 浮世絵 はがき 藤馬とおなよ

[はがき]越前和紙 [貼り絵]越前和紙 サイズ/100×148mm/日本製

以上7種類のはがきの他、A3サイズのポスター「江戸兵衛」「鞠と扇を持つ美人」「暫」もご用意しました。お部屋にインテリアなどにぜひご活用くださいませ。